韓国強制併合100年・連続企画 第一回
継続する植民地主義と朝高「無償化」問題
去る3月31日、いわゆる高校「無償化」法案が可決され、翌日から施行されました。
しかし、朝鮮学校がその対象となるかどうかについての判断は夏以降に先送りされるなど、依然予断を許さない状況が続いています。
また、この問題に先んじて昨年12月には、京都朝鮮第一初級学校に「在特会」が襲撃し、朝鮮学校に通う子どもたちの心を大きく傷つけました。
日本が朝鮮(当時、大韓帝国)を強制的に併合し100年を迎える年にこのような事態が起きていることを、いったい私たちはどう考えるべきなのでしょうか。
本シンポジウムでは、それぞれの現場で活躍していらっしゃる方々を招きながら、朝鮮学校をとりまく昨今の状況を切り口に、私たちの歴史的・社会的課題について共に考えたいと思います。
<報告者>
・金舜植(キムスンシク)さん(弁護士)
朝高「無償化」除外問題の現況と課題
・金尚均(キムサンギュン)さん(龍谷大学法科大学院 教授)
「在特会朝鮮学校襲撃事件」の現場から
・前田朗さん(東京造形大学 教授)
国際社会からみた日本の人種差別――国連人種差別撤廃委員会に参加して
*司会 李泰一(リテイル)さん(朝鮮大学校 助教授)
<日時>
2010年4月24日(土)
14:30(開場14:00)~16:45
<場所>
文京シビックセンター・スカイホール(26F)
http://www.b-civichall.com/access/main.html
東京メトロ丸ノ内・南北線「後楽園」駅 5番出口3分
都営地下鉄三田・大江戸線 「春日」駅3分
JR中央・総武線 「水道橋」駅8分
<資料代>
一般1000円 学生500円
主催: 在日本朝鮮人人権協会 TEL : 03(3837)2820
E-mail : jinken94@yahoo.co.jp